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2023/02/22 13:29
こんにちは！
La.maden-fです。
本日、2月22日は猫の日ですね！
猫と言えば、柑橘系の香りが苦手なんですよね。
我が家のらいちも、蜜柑の皮を剥き始めると
スッといなくなってしまいます（笑）
柑橘系の多くにはクエン酸が含まれています。
実はこのクエン酸、
変色した押し花の色を元に戻す効果があるんです。
※褪色して変色してしまったものには効きません。
赤いバラやハイビスカス、イチゴの実など、
アントシアニンを多く含んでいるものは
乾燥シートで一気に水分を抜いても
赤黒く変色してしまいます。
ここで「クエン酸」の登場です！
変色してしまった押し花を薄和紙に挟みます。
クエン酸を水で薄め、霧吹きに入れ、
薄和紙の上からシュッシュッ！
結構、ビチャビチャになるぐらいかけます。
※霧吹きがない場合は、ティッシュをクエン酸水で濡らし
薄和紙の上から軽～くトントンと叩きます。
力を入れてトントンすると押し花が破けてしまう
可能性もあるので、軽～く、軽～く。
薄和紙の上から低温に設定したアイロンをかけます。
水分が無くなるまで、焦らず、じっくりアイロンがけ。
アイロンを置きっ放しにすると焦げてしまうので
絶えずアイロンは動かします。
水分が無くなったら、
慎重に、ゆ～っくり薄和紙をはがします。
そこには、元の色に戻り、パリッとした押し花が！
変色でお困りの方は、ぜひぜひ試してみてください。
クエン酸が手に入らない方は、
レモン果汁でも大丈夫です。
どちらも、少し舐めてみて
「酸っぱいかな？」と感じるぐらいに薄めればOK！
一度でキレイに色が戻らない場合は、
二度、三度、繰り返してみてください。
ただ、全てのお花の色がもとに戻るわけではありませんし
花びらに傷がついていたりすると
そこだけ色が戻らないこともあります。
次回は、吸い上げによる着色について
お話しできれば・・・と思っています。
★ネットで「押し花 発色剤」で検索すると
専用の発色剤が市販されています。
