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Blog

2023/02/17 12:45

こんにちは!

La.maden-fです。

「押し花」と聞くと、小学生の頃に
朝顔や四葉のクローバーを本の間に挟んだんりして
しおりを作った方も多いのではないでしょうか?
実際、私もそうでした。

でもこのやり方だと、茶色っぽく仕上がったり
すぐに変色するんですよね。
だから「押し花=すぐにダメになる」と思っていました。

ところが、この思い込みを覆すことになる出会いがあり
押し花の世界に足を踏み入れることになりました(笑)

国内外で数々の受賞歴があり、
TVや雑誌にも取り上げられるほど
押し花界では割と有名な先生で、
私は長くこの先生の助手として
間近で技術を学ばさせていただきました。

先生のもとで押し花に携わることになった当初、
押し花の仕方にまさに目からウロコ!
本の間に挟む・・・なんてことはなく
専用の乾燥シートの上に、クッションシートを敷き
その上に薄い和紙を敷いて、やっとお花を置くんです。
そして今度は、
和紙⇒クッションシート⇒乾燥シートの順で置いて
やっと1セット完成!
これを繰り返し、ある程度セットできたら
空気を通さないビニールシートでしっかり包みます。
いよいよ重い本の出番・・・ではなく、
板で挟んで専用バンドでギュ~っと締めます。

1日置いて、いざ開いてみると
なんと!?乾燥シートがお花の水分を吸ってビチャビチャ!
と言っても1日で出来上がるものはほとんどなく
乾燥シートだけを取り換えてまた、バンドでギュ~。
これを数日繰り返すと、
見事に色鮮やかな押し花が~♪
※小花などお花によっては1日でできることもあります。

本で挟んで作ると、
どうしてもゆっくり水分が抜けて
色が悪くなるのですが
乾燥シートで早く水分を抜くことで
色鮮やかな押し花が出来るんです。
凄いですよね!!
乾燥シートは乾かせば何度でも使えます。

赤いバラなどアントシアンを多く含むお花は
赤黒く押しあがってしまいますが
これも元に色に戻す方法がちゃんとあって
これは、また次回!

長文、読んでいただきありがとうございます☆





La.maden-F【ラ.メイドゥン-エフ】